トップアウトヒューマンキャピタルでは、サイバーセキュリティの専門家であり、かつ当社のトレーニングコースの講師も担当いただいている、クラウドセーフ株式会社 代表取締役 平原信昭氏によるコラムの連載を開始いたします。同氏は、警察庁や県警などのサイバー犯罪捜査に協力されていたセキュリティのスペシャリストです。 このコラムでは、サイバーセキュリティに関する情報について、独自の視点でセキュリティエンジニアの人材育成、スキルアップを主なテーマに、業界の最新動向も交えてご紹介をしてまいります。 尚、平原氏には現在、主に以下のコースを実施いただいております。
皆さん、はじめまして。クラウドセーフの平原伸昭です。 この度コラムを連載させていただくことになりました。 このコラムではサイバーセキュリティに関する情報について、セキュリティエンジニアの人材育成、スキルアップを主なテーマに、業界の最新動向も交えて説明をしていきます。 第1回目は、私自身の自己紹介をさせていただきます。 当初、サーバ、ネットワークの運用を行なっていた私がサイバーセキュリティに興味を持ったのは2001年まで遡ります。運用していたサーバが当時脅威の中心であったワーム型のマルウェアに感染し、セキュリティインシデントの対応を経験したことでした。 セキュリティインシデントを対応する中で大変ながらも謎解きのような楽しさに魅せられたことがきっかけで、2002年大手セキュリティメーカーに転職し、2017年にクラウドセーフ株式会社を創業と今日にいたるまでかれこれ18年以上、サイバーセキュリティ分野に従事しています。
サイバーセキュリティとひと口にいっても幅広い分野が存在しますが、主に不正プログラムに関する動向や解析、デジタルフォレンジックと呼ばれるサイバー攻撃、サイバー犯罪の被害にあったコンピュータに残された痕跡情報調査等を行なっております。また、それらの経験を活かし企業のサイバーセキュリティ技術活用に関する技術顧問やご要望に合わせたセキュリティトレーニングの作成やトップアウトヒューマンキャピタル主催のCHFI、PenTest+、CASP+の講師をしています。 次回以降は、セキュリティエンジニアってどんな仕事?どんなスキルが必要?どうすれば身につく?といった人材育成に関する内容、セキュリティ事故事例などについてお伝えして行く予定です。
2002年大手セキュリティメーカーに転職後、18年以上、サイバーセキュリティ分野に従事し、マルウェアに関する動向や解析、サイバー攻撃、サイバー犯罪時のコンピュータ等に残された痕跡情報調査の分野(フォレンジック)を担当。その中で、多くの政府・企業・団体におけるサイバーセキュリティ事故対応を経験。ITをもっと安全、安心に利用することで企業成長に貢献したいという想いから2017年3月クラウドセーフ株式会社を創業。現在は、損害保険会社、上場企業、大手製造業、スタートアップ企業等のサイバーセキュリティ技術活用に関する技術顧問やセキュリティトレーニングの講師として活動。 【保有資格】 GIAC Certified Forensic Analyst CHFI (Computer Hacking Forensic Investigator) 他 平原氏の主な活動等の詳細はこちら(外部リンク)