ONTAP Performance Administration

ここに注目!!

ワンポイントアドバイス

受講対象者

このコースの受講対象者は次の通りです。

・ONTAPが動作するNetAppストレージシステムの運用管理を担当するプロフェッショナルの方
・ONTAPのパフォーマンスを分析および改善する方法に関して深く理解したい方

前提条件

このコースを受講する前に受講者が習得しておく必要がある知識およびスキルは次のとおりです。

・ONTAPの操作経験（6か月～12か月程度）

下記のコースを受講済み、または同等の知識を有する方

• ONTAP Cluster Administration　　

目的

このコースを修了すると次のことができるようになります。

• ・パフォーマンス測定のためのNetAppツールの使用方法について説明する
  ・ONTAPアーキテクチャ内のレイヤについて説明する
  ・ONTAPソフトウェアのネットワーク層とデータ層を介した読み取り要求と書き込み要求のフローを説明する
  ・ONTAPクラスタにおけるストレージQoS（Quality of Service）の動作について説明する
  ・ワークロードのパフォーマンスを監視および管理する方法について説明する
  ・パフォーマンス分析ツールを使用してNASおよびSANのパフォーマンス問題の原因を特定する

アウトライン

1. NetAppストレージシステムのアーキテクチャ
　- FAS/AFFシステムのアーキテクチャ
　- 読み取りと書き込みのパス
　　ラボ: ストレージシステムのコンポーネントの特定

2. パフォーマンス分析の基礎知識
　- パフォーマンスのコンセプト
　- ワークロード

3. パフォーマンス分析ツール
　- パフォーマンス分析に使用するツール
　- Active IQ Unified Managerの使用
　　ラボ: パフォーマンス統計の分析

4. ネットワーク層
　- ネットワークのパフォーマンス問題の特定
　- ネットワークI/Oのボトルネックの解決
　　ラボ: ネットワークのパフォーマンスの分析

5. NASプロトコル
　- NASの概要
　- NASのパフォーマンス問題の特定
　- NASのパフォーマンス問題の解決
　　ラボ: NASのパフォーマンスの分析

6. SANプロトコル
　- SANの概要
　- SANのマルチパス
　- SANのロードバランシング
　- SAN I/Oのミスアライメント
　- キュー深度（Queue Depth）
　　ラボ: SANのパフォーマンスの分析

7. WAFL層
　- WAFLの機能
　- WAFLの先読み（Read-ahead）
　- WAFLのエージング
　- WAFLのパフォーマンス問題の解決
　　ラボ: WAFLのパフォーマンスの分析

8. ストレージ層
　- ディスクサブシステムのハードウェア
　- ストレージのパフォーマンス問題の特定
　- ストレージのパフォーマンス問題の解決
　　ラボ: ストレージのパフォーマンスの分析

9. キャッシュサブシステム
　- FlexCache
　- 仮想ストレージ階層
　- Flash Cache
　- Flash Pool
　- キャッシュポリシー
　- キャッシュのサイジング
　　ラボ: キャッシュサブシステムのパフォーマンスの分析

10. ストレージQoS
　- QoSによるシステムパフォーマンスの管理
　- ストレージQoSのモニタリング
　- パフォーマンスサービスレベル
　　ラボ: ストレージQoSの分析

11. CPUとメモリ
　- CPUサブシステム
　- メモリサブシステム
　　ラボ: CPU使用率の確認

12. 外部リソース
　- 認証サーバ
　- ウイルススキャン
　- ファイルアクセスポリシー
　　ラボ: 外部リソースのパフォーマンスの分析

試験や資格との関連

ご注意・ご連絡事項

本トレーニングコースには、申し込み手続き期限、キャンセル、日程変更に関する扱いが定められています。

• 申し込み手続き期限: コース開始日の12営業日前までとします。期限後のお申し込みを検討されている場合は 「お問い合わせ」(https://www.topout.co.jp/inquiry) からご相談ください。
• キャンセル: コース開始日の11営業日前以降のお申し出の場合は、代金を全額お支払いいただきます。
• 日程変更: コース開始日の11営業日前以降のお申し出は、受付いたしかねます。